選手たちの食欲は想像以上、数人前を一気に

世界水泳選手権
2023/07/15

静岡県富士市では、福岡で行われる水泳世界選手権(世界水泳福岡23)への出場に向け、スイスの代表チームが事前合宿を行なっています。

 
練習では1日10km以上を泳ぐため、補給する食事は一般の人々とは比べられないほど「大量」に食べます。例えば、カレーライスや牛丼の大盛りを1食で3人分食べ、その上でおかずやスープ、サラダやフルーツを食べる……といったような感じです。合宿先では、日本の白米を炊いて提供していますが、「お米が美味しいから」とさまざまなソースをかけて毎食大量に食べている姿を目にします。意外と箸使いがうまい選手もおり、アジア料理の欧州への浸透の度合いを感じさせてくれます。

 
ひとたび選手らが外の飲食店に出かけて食事をするとなると、常人では考えられない量を食べるため、とんでもない量のオーダーをすることになります。お寿司屋さんでは、にぎり盛り合わせや単品を次々と注文。ついにはその日の「シャリ」がなくなり、「申し訳ないけれど、普通のご飯で海鮮丼作るからそれを食べてほしい」と懇願される一幕もありました。
 

選手2人が19年夏に行ったお寿司屋さんを再訪


 

食べ放題のしゃぶしゃぶ店では、スイマー4人がテーブルを囲み、1時間ちょっとの間に「肉の皿」60枚を含む、飲料やその他の副食、デザートなどを加えて全部で注文点数が90に達する騒ぎになりました。途中で選手の1人が、「頼んだ肉が出て来てない」と訴えていましたが、どうも本人も知らないうちに次々と食べていたようです。

このあと福岡に行って、美味しいラーメンや海鮮を食べることになるのでしょうか………。選手の食に対する感想を聞いてみたいものですね。