合宿コーディネーター、大会を積極的に視察 = 2018〜2019年冬季

アクティビティ
2023/06/30

スイス水泳連盟による富士市での事前キャンプ実施が決定した後、関係者は「キャンプの円滑な実施」に向けたさまざまな検討や準備に追われることになりました。

 
富士市側は「現場を知らないことには、合宿準備ができない」、スイス側は「少しでも多くの機会を使ってアジアの文化を会得したい」という機運が高まりました。

 
2019年夏に行われる最初の合宿実施に先立ち、スイスチームは2018年12月に中国・杭州で開催された第14回世界短水路選手権の会場に合宿コーディネーターを派遣。大会現場で運営の様子や食事への対策、選手との交流についての視察を行うとともに、バック総監督との交流を深めました。なお、この会場は杭州で開催予定の第19回アジア競技大会でテニス場となる建物ながら、その内部に仮説プールを設けるという豪華なものでした。

 
翌年2019年3月には、同年夏の世界水泳選手権の選手選考会にもなったスイス国内選手権(於・チューリッヒ郊外ウスター)に合宿コーディネーターを派遣。選手らの戦いぶりを視察するとともに、富士市のプレゼンスを関係者に示す機会にもなりました。