「水泳通じた交流に関する覚書」スイス水泳連盟と締結 = 2022年秋

ヒストリー
2023/06/01

世界水泳選手権、そして東京2020オリンピックに向けた事前合宿の実施を通じて交流を深めてきた静岡県富士市とスイス水泳連盟。大会等の実施が終わった後も友好的な関係を未来において維持して行こうという考えのもと、両者は2022年10月「水泳を通じた交流に関する覚書」を締結しました。

 
覚書締結時点で既に、2023年福岡で開催される世界水泳選手権向けの事前合宿実施はすでに決定済みでしたが、その大会後にも「関係者の交流などを維持したい」という両者の考えが一致したものです。

 
2022年10月初旬、まだコロナ禍による外国人への入国制限が継続する中、マルクス・バック競泳総監督は特別に日本入国ビザを取得して富士市へと来訪。小長井 義正(こながい よしまさ)市長との間で覚書への署名を行いました。

 
バック総監督は「かねてから我々チームの調整について多くの人に支えてもらい、協力関係が友情へと変わったと考えている。スイスを代表して感謝します。」とコメントしています。

 

 
締結式に際し、バック総監督は静岡県富士水泳場で地元中学校の水泳部に所属する計25人に水泳教室を行う一幕もありました。
県立富士水泳場では毎年10月、「富士スプリント」と呼ばれる水泳大会が実施されています。今後はこの大会への関与も含めたスイスとの交流も検討されています。